Apr 24, 2009
賃貸事務所を借りる前に。
賃貸事務所を借りる前にレンタルオフィスを経験すればよい。これにより、賃貸オフィスを借りるときは、自分のイメージをより明確になっていると思う。レンタルオフィスは、使用料から見ると割高なのだが、結果的にはメリットが多いのではないかと思う。賃貸オフィスを借りる場合には、かなりの金額の保証金も必要としてくる。企業を考えるように言えば、資金繰りもそうですが、会計事務所をどうするかということになると思う。これは事業をしている以上は確定申告をしなければならないし、自分の代わりに確定申告を受けるためには会計事務所に代行してもらうしかない。しかし、会計事務所を選ぶ際は慎重になった方がいいと思う。
田んぼや里山の雑木林、民家の庭などに石や金属などの彫刻が点在する。筑波山の北に位置する茨城県桜川市の田園地帯を舞台に野外彫刻展「雨引(あまびき)の里と彫刻2011 冬のさなかに」が開かれている。出品者自ら実行委員会をつくり、運営するというユニークなやり方。参加した彫刻家たちは、地元住民との交流を楽しみながら作品を発表している。(渋沢和彦)
会場となった桜川市の旧大和村地区は、石材業が盛んな地。展覧会は、近隣に暮らす彫刻家が集まって平成8年に始まった。ほぼ2年に1度の割合で開かれており、これで8回目。当初はわずか8人だったが次第に増え、今回は東京のギャラリーなどで発表を続けている彫刻家を中心に、30代から70代までの42人が参加した。
田畑や雑木林など彫刻家が気に入った場所を選び、その場にふさわしいと思う作品を制作する。そして、地権者との交渉も自ら行う。このため、細かな制約を求められずに思い切った創作ができるのが強みだ。
印象的だったのが、クヌギなどが生い茂る雑木林に置かれた大槻孝之さん(54)の「重力の森」。鉄を素材にした直径1・5メートルほどの皿状の作品は、中が水で満たされ、周囲の木々が映り込む。わずかな風で水面は揺らぎ、自然の移ろいを受け止めてみせる。「宮沢賢治の短編童話『虔十公園林(けんじゅうこうえんりん)』をヒントに、都会ではなかなか見られなくなった雑木林への憧れの気持ちを表現した」という。
この地区では、石材業者の敷地に石が積まれた光景をよく目にする。石材店の片隅に作品「深い水」を設置したのが、高梨裕理(ゆうり)さん(40)。不用になった御影石の廃棄場所を囲うように、クスノキを素材にした網目模様の木彫を立てかけた。まるで衝立(ついたて)のようだ。この作品で囲まれると、無用の石材がとたんに価値を持って見るものに迫ってくるから不思議だ。
しかも、日光が当たると木彫全体が輝き、網目から柔らかな光が石材に注がれる。光の加減で見え方が微妙に変化するのが、実に楽しい。
田園地帯の休耕地に設置された海崎三郎さん(58)の「雨引」は、地面から斜めに突き出た鉄のフレームが1本の線となって空間を引き裂く。村井進吾さん(58)の「黒体(こくたい)1101」は、黒御影石を素材にした高さ約2・6メートルの重厚な直方体。ほかにも廃屋の玄関近くや雑木林の池の中など意外な場所でも作品と出合える。
広報担当の西成田洋子さん(57)は「運営は作家自身が手弁当でやっているので地元の人もみな協力的。(名産の)そば打ちの実演などを行い、展覧会を盛り上げてもらっています」と話す。
里山の自然に触れながらのんびりと鑑賞できるのも、大きな魅力だろう。全行程は約17キロ。徒歩でも1日あれば回れそうだ。
21日まで。無料。問い合わせは、インフォメーションセンター(電)080・6545・6507。
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「名ばかり分煙」にNO−。飲食店における分煙・禁煙の動きが加速する一方、形式的な分煙が目立っている。禁煙席と喫煙席を仕切る壁が不完全で、非喫煙者がいや応なく“煙害”にさらされることが少なくない。「スモークフリー」な社会に向けた条例が各地で施行される中、分煙環境は思うように改善されないのか。(日出間和貴)
◇
◆脳裏に売り上げ
東京都千代田区のJR御茶ノ水駅近くにある全国チェーンの飲食店。約80席ある同店では喫煙と禁煙をゾーンで分離する。禁煙席は入り口近くに12席と、店の奥にガラスで仕切られた10席。禁煙席は全体の3割弱と限られ、ガラス張りの禁煙コーナーに座っても遮断性が低く、隣の喫煙ブースから煙が入り込む。嫌煙派にとっては不快だ。
分煙に消極的な店ほど「夜間のバータイムに訪れる喫煙客」に配慮する傾向があるようだ。「神奈川県における受動喫煙防止条例に関する調査」(クロス・マーケティング調べ、平成22年)によると、非喫煙者に比べて喫煙者の方が飲食店を利用する頻度が高く、中でもカフェ、焼き肉店、居酒屋、バーでその傾向が顕著。「たばことコーヒー」「たばことアルコール」が相性のいい組み合わせであることがうかがえた。業界関係者は「全面禁煙に踏み切れないのは、売り上げへの影響が強迫観念のようにある」と明かす。
店ごとの喫煙ルールが分かりにくいという声もある。席をどう区分けして煙を遮断しているかは着席後、気づくことが多い。禁煙席と喫煙席を図解で表示するファストフードのチェーン店も出てきているが、まだ少数といえる。
禁煙飲食店サイト「禁煙スタイル」を主宰する岩崎拓哉さん(30)は「正しい分煙は、店内に『喫煙席』を設けるのではなく、飲食のできない『喫煙室』を新たに設けることだ。喫煙席では従業員や利用者が受動喫煙の被害を受けてしまう」と訴える。岩崎さんによると、ファミリーレストランのロイヤルホストのように全席禁煙プラス喫煙室という方向に移行中の飲食店もあるが、ファミリーレストランは『名ばかり分煙』の代表例という。「喫煙者だけがたばこを吸う目的で利用する喫煙室を設けることが本当の分煙だ」と話す。
◆条例に“抜け道”
昨年4月、神奈川県では全国に先駆けて受動喫煙防止条例を施行した。「分煙・禁煙化」の先進県とはいえ、小規模の飲食店などでは「努力義務」にすぎない。受動喫煙防止をうたった条例に、こうした“抜け道”が少なくない。
「分煙という不徹底なやり方」に異を唱える作家の林望(のぞむ)さん(62)は昨年12月、同県の松沢成文知事(52)との対談で、「分煙にしても従業員は受動喫煙の危険にさらされる。(建物内は)完全禁煙にして、吸いたい人は外に出るルールにすべきだ」と訴えた。
安易な分煙は喫煙者と非喫煙者の双方の健康を損ねる。分煙への取り組みは店側が主体となるべきだが、「名ばかり分煙」に対する利用者の明確な意思表示も問われそうだ。
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