Dec 01, 2008

二段ベッドを購入しようと

兄弟がいるが、何かの幅を取るのがベッドスペースです。日本の住宅事情は非常に深刻だ。密集した住宅街では、さらにスペースの確保が難しくなる。もし、二人の兄弟の家にお勧めのが、2段ベッドです。二段ベッドは、1つのベッドのスペースで二人寝ることができるので、スペースを有効活用できる​​ようになる。
私の部屋の再配置好きだけど、そのときにいつもソファーが現状です。歳の時に置く場所をあまり考えずに買ったために、大きすぎて移動するのがとても難しいです。しかし、捨てて交換しても処分費用がかかるので、注意を使用しています。今回の新しいソファーを交換するときによく考えて購入したいと思っています。
医師や看護師、療法士や技師など医療従事者の仕事には、膨大な書類の作成・管理も含まれている。患者に関するカルテやオーダー(処方や処置、検査などの指示書)はもちろん、保険や特定疾患(いわゆる難病指定)など各種制度に応じた提出書類、院内の管理資料や学会向けの資料まで、実に多くの資料を作らねばならないのが実態だ。

 しかし、医療従事者の本来の職務は目の前の患者に接すること。その本業に集中できるよう、資料の作成・管理やワークフローなどといった付帯業務は、ITで効率化したいところだ。ところが医療従事者の業務は非常に複雑であり、医療に関する知識はもちろん現場のノウハウを知らなければ適切なシステムを作り上げることは難しく、ITベンダーにとっては荷が重いこともある。

 こうした現状に対し、医療従事者が自らの手でシステムを構築していこうとする動きが注目を集めている。エンドユーザーコンピューティングによって、自らの知識やノウハウを盛り込んだ医療IT環境を作り上げていこうとしているのだ。2008年に発足した日本ユーザーメード医療IT研究会(Japanese Society for User-Made Medical IT System、略称J-SUMMITS)は、そうした取り組みを進める医療従事者が集まって、互いに勉強をしていこうという団体で、現在は一般会員が約350人、賛助会員(法人)が17社にのぼる。J-SUMMITSではメーリングリストなどのオンライン活動と、医療システムの実例を発表・見学するオフライン活動を展開しており、夏には米国サンディエゴで開催されたFileMaker Developer Conferenceに参加しての発表も行ったという。

 そして、2010年12月4日には「第2回J-SUMMITS研究会」を、「第11回日本クリニカルパス学会 学術集会」に合わせ、愛媛県松山市で開催した。今回は、この研究会で発表された医療IT事例をいくつか紹介する。【岡田靖&編集部,ITmedia】

●小規模診療所にこそ効率の良い医療システムが必要

 FileMakerを使って、診療所で使うほぼ全ての医療システムを実現した例を紹介したのは井上内科医院の井上義通氏。井上内科医院はいわゆる無床診療所で、外来のみの診察を行っているが、規模が小さいからといって、医療システムの機能が少なくて構わないわけではない。むしろ、医師や看護師の人数が少ない分、より効率的に業務を進められるシステムが求められる。

 井上氏が作り上げたシステムは、いわゆる電子カルテと医事会計に加え、特定健診にも対応している。特定健診に対応した電子カルテシステムは少なく、その点だけみても特筆に値するが、電子カルテシステム間で情報をやり取りするための共通フォーマット「MML(Medical Markup Language)」にも対応しているほか、外部の事業者からタイムスタンプを取得して診療記録の改竄検出も可能となっている。

 「レセプトの電算提出を行うため、厚生労働省のサイトから傷病名マスターを取り込んで専用辞書を作る機能も搭載、数字コードの入力を効率化しています」(井上氏)

 このシステムは、さらに診察時などで役立つ各種機能も備えている。例えば時系列での過去データ表示機能だ。

 「内科では、どのような薬剤を投与して検査項目がどのように変わったか、時系列で見ることが大切です。患者ごとに表示する検査項目を設定することで、経過を分かりやすくしました。数表とグラフの両方で表示でき、グラフでは投与期間も一目で分かるよう工夫しています」(井上氏)



●時間と手間のかかる書類作成自動化

 FileMakerの機能を積極的に活用することで効率的にシステムを作り上げた例を紹介したのは、以前にも記事で紹介した新日鐵広畑病院 産婦人科の平松晋介氏。作ったのは、厚生労働省の難治性疾患克服研究事業、いわゆる難病指定患者の臨床調査個人票(診断書)作成を効率化するシステムだという。

 「個人票には多いもので500項目あまりのチェック項目があり、過去の診療記録から抽出してこなければならないデータも多いため、作成には1枚あたり15〜40分もの時間がかかります。日本全国では毎年68万枚も作成されているので、年間にして数十万人時間もの医師の時間を個人票作成に費やしている計算です」と平松氏は指摘する。

 平松氏は、この個人票作成をできるだけ省力化すべく、FileMakerで個人票作成システムを作り上げた。当然ながら、過去のデータは可能な限り電子カルテから抽出して自動的に反映させるようになっており、また2年目以降には前年のデータを元にして、さらなる入力負荷軽減を可能にしている。テキスト情報も可能な限りドロップダウンリストを使った選択式とし、5段階のスコア判定を行う項目も具体例を示した評価表をクリックして入力できるようにするなど、キーボード操作を最低限に抑えたという。

 「事務職員でも作業できる範囲を大幅に増やし、医師が入力しなければならない部分を大きく減らしました。医師の時間単価は事務職員より高額です。そこを重点的に減らすことで医療機関にとっての経費負担を大きく下げることができるのです」(平松氏)

 ちなみに、このシステムには「繰り返しフィールド」や「スクリプトトリガ」など、FileMakerの特徴である機能が数多く使われている。レイアウト上での入力項目数が延べ2万以上にのぼる巨大なシステムでありながら、こうした機能の活用により、β版の公開までに要した開発作業はわずか400人時間で済んだとのことだ

●学術情報の登録も自作システムで

 官公庁でなく学会への資料提出を効率的に行えるようにした例もある。自治医科大学 腎臓内科学講座の西野克彦氏は、日本腎臓学会のサイトにある「腎臓病総合レジストリ」に対し、院内で使っているデータベースから自動的に必要な項目を転記する仕組みを紹介した。

 腎臓病総合レジストリは、日本腎臓学会が日本全国の腎臓病患者の実態把握を目的として取り組んでいる研究の一環として設けられたシステムだ。サイト上に登録フォームがあり、研究に参加している医療機関ではそこから必要な情報を登録することになっている。入力作業そのものは医師でなくてもできるとはいえ、そのためには医師の手で何らかの書類に情報を整理しておかねばならず、作業負担が生じる。また、転記する回数が増えればミスも増える可能性が高まってしまう。

 一方、自治医科大学の腎臓内科では、FileMakerによる腎生検データベース(通称BxDB)を運用している。腎臓病総合レジストリに入力すべきデータの一部は、このBxDBで管理している項目と重複しているため、自動転記が可能になれば作業負荷やミスを減らすことにつながる。そこで西野氏は、サイトのフォームに自動転記することで入力を省力化する仕組みの開発に乗り出した。

 「その実現のために使ったのが、FileMakerのJavaScript URL機能です。腎臓病総合レジストリの登録フォームを解析し、BxDBから流用できる項目を加えてJavaScriptを作成、“Webビューアの設定”スクリプトのURLに設定することで、BxDBに入っている項目が自動的に入るようになっています」(西野氏)

 医療機関が扱う個人情報は非常にセンシティブな内容が多いため、病院内のシステムは外部に接続せず閉じた環境で使われることが多い。こうした事情から、日本腎臓学会のように学会などで臨床データを収集する際、サイト上のフォームで入力する以外は受け付けないケースも多い。直接のデータ連携が行われるとは想定していないのである。しかし、このような仕組みを作ることができれば、完全ではないにせよ半自動化が可能になり、事務負担の軽減に役立つ。

●MS Officeが病院情報システムを代替する可能性を追求

 Microsoft Officeアプリケーションを使って、短期間ながら病院情報システム(HIS:Hospital Information System、医事会計やオーダリングなどからなる総合的なシステム)の代替運用を実現し、さらなる可能性を研究した成果を発表したのは、国立成育医療研究センター病院 医療情報室の山野辺裕二氏だ。

 国立成育医療研究センター病院では2008年に病院情報システムの更新を行うため、48時間に渡ってシステムが使えなくなることになった。しかし医療機関としての業務を休むことはできない。そこで暫定的な代替システムとして使われたのが、ExcelやWordと、メールサーバやファイルサーバを組み合わせた簡易版のHIS。Excelマクロを駆使して、自動的にWordを立ち上げて入力を促し、その結果をメールで送信、記録はファイルサーバに保存するといった内容だ。

 「この代替HISは手書き運用を大幅に減らし、多くのオーダをペーパーレスにすることに成功しました。しかも、マクロなどは解説書レベルの知識でできる範囲です。ただし、このときは個人認証などが完全でなく、電子保存の完全性が課題として残っていました」(山野辺氏)

 そのため、このときの運用では、伝票や記録は全て紙に印刷し、それを原本としていた。紙で出力した情報は、新システムの稼働後にスキャンして取り込んだりコピー&ペーストしたりして登録したという。

 山野辺氏は、このときの代替HISをベースに、Active Directoryによる認証やSharePointによる文書管理、Exchangeでの更新通知などを使ってどれだけ機能を向上できるか、実際に試しながら検討しているという。

 「Information Rights Managementによるセキュリティや、BizTalkによる他システムとの連携機能まで加えれば、既存のHISが持つ機能のほとんどを代替できると思われます。今後も、実際の運用現場で少しずつ実証する方針です」(山野辺氏)

●iOSデバイスとFileMaker Goの組み合わせが医療現場を変える実例

 この研究会では、iPadやiPod touchを使って医師や看護師の活動を効率化するといった内容のデモも数多く行われた。特に目立ったのは、FileMaker Goを用いたものだ。

 救急外来での優先度決定(トリアージ)を開院当初から紙ベースで行っていた阪神北広域こども急病センターでは、後に紙からノートPCに移行、さらに現在ではFileMaker Goの登場を受けて、主にiPod touchを用いたトリアージシステムのテスト運用を行っているという。

 「トリアージは患者1人あたり2〜3分で行わねばなりませんし、カルテではないので数多くの項目を扱う必要もありません。できるだけ迅速に判定できるよう、最小限の項目を入力するだけで判定を行えるようにしています」と、阪神北広域救急医療財団の中村肇氏は説明する。

 ノートPC時代に使っていたFileMaker ProからFileMaker Goへの移行は非常に簡単だったという。トリアージを行うのは看護師なので、携帯性を重視して端末は基本的にiPod touchを使うが、iPadに対応した画面も作っているという。

 「画面の大きさが違うため画面構成も一部変えています。間違った入力をしないよう、できるだけ画面を固定、文字入力も最小限とし、計算が必要な項目では計算入力画面も設けています。FileMaker Goのレスポンスは、少しモタつくところもありますが、おおむね良好で、ノートPCにも劣りません」(中村氏)

 一方、J-SUMMITSの代表でもある名古屋大学医学部附属病院 メディカルITセンターの吉田茂氏は、iPadとFileMaker Goを組み合わせて入院患者の回診を支援するシステムを開発中だ。

 「病院内の無線LAN環境を前提として作っていますが、回診前の詰所で院内のシステムからデータをローカルに取り込み、回診中はオフラインでレスポンス良く操作、戻ったら再びデータを戻す、という使い方を基本に考えています」と吉田氏は話す。

 このシステムには、患者の情報を元に巡回する順序を決めるロジックも作り込んでいる。例えば感染症の患者を後にするなどといった回診時の禁忌などが盛り込まれており、医師の判断を助けることが可能だ。

 また、検査画像の取り込み機能も開発中で、完成すれば完全にオフラインでの利用が可能になる。回診中にiPadの画面で患者に画像や検査履歴を見せて説明する、といった風景が、今後の病院では日常的に見られるようになるのかもしれない。

●「Noと言わない」を目指す集団

 今回の研究会はJ-SUMMITSの総会も兼ねており、その活動報告なども行われた。

 「今回のキャッチフレーズは『NOと言わないJ-SUMMITS!』。我々としては、パッケージベンダーの営業のように『できません』とは言いたくありません。我々に相談があったら、まず『Yes』から答えましょう」と、吉田氏は会の活動について触れた。

 また、閉会の際、J-SUMMITS東海北陸支部長で松波総合病院 産婦人科の松波和寿氏が会員たちに向けて語った言葉も印象的であった。「せっかくこうして集まったのだから、良いものを作ったら、それを共有して皆で使おう。一から作るのをやめよう。そして後継者を育てていこう」(松波氏)

※関連記事:医療のIT化が遅れている原因は何か?
→http://www.atmarkit.co.jp/misc/ct.php?id=tt0Z0304
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